一人で暮らしていると寂しい。

そのような時に慰めとなったり楽しみとなるのがペットを飼うことです。

ただし、ペットを飼うことは生き物の面倒を一生みるということであり責任が伴います。

高齢者がペットを飼う時に気を付けたいことは、

「自分が一生ペットの面倒をみれない可能性がある」

ということです。

もちろん、一人暮らしでなくて家族がいるなら問題はないと思いますが、高齢者で一人暮らしの場合、認知症やその他の病気になった時、ペットの世話をする人がいなくなります。

ペットと安心して暮らすための備えとは?

高齢者の一人暮らしで、ペットと安心して暮らすためには備えが必用です。

その備えとは、

1、かかりつけの動物病院やペット仲間と相談し、万一の時の預かり先を確保しておく
2、預ける時のために普段からペットを他人に慣らしておく
3、ペットの性格、病歴、服用している薬など、預ける時に必用と思われる情報をメモしておく
4、自分の緊急連絡先、ペットを飼っていることを書いたカードを持ち歩く

このような備えをしておくことで、急にペットの面倒をみれなくなった時に、不安なくペットを預けることができます。

ペットを飼えない理由の1位は、飼い主の健康問題

東京都の環境衛生課によると、2015年に都が引き取ったペットのうち飼育できない理由の6割が飼い主の健康問題でした。

例えば、検査入院しないといけなとか、病気になったり怪我をしてしまったなどです。

環境衛生課では、「ペットと暮らすシニア世代の方へ」という冊子を作っています(クリックで拡大)。

これを見ると、ペットを飼うための基本やペットを飼う時に困った時の解決法や相談窓口の情報などが記載されています。

シニア世代でペットを飼っている人は一度目を通しておくといいでしょう。

また、自分の住んでいる地域でもこのような冊子などがないか、問い合わせてみることをおすすめします。

ペットを飼う人が増えている理由とは?

最近、ペットを飼う人が増えているなと思うのは私だけではないと思います。

今、なぜペットを飼う人が増えているのでしょうか?

背景には、少子化、高齢化、核家族化が進んでいること、ご近所など社会とのつながりが減っていることがあると思います。

多くの人が、人との触れ合いの減少から寂しさや辛さを感じ、そこから癒やされたいという気持ちが増加して、それがペットを飼うことにつながっているのでしょう。

たぶん、多くの人はペットを飼うことで喜びを感じたいと思っているはずです。

それは裏を返せば、普段の生活に対して「喜びを感じていない、もしくは喜びが少ない」ということです。

物質的には十分に恵まれているとしても、精神的には満たされてないのでしょう。

今後も日本では人口減少や一人暮らしの人が増えます。この状況を踏まえると、ペットを飼う人の数は増えていくことが予想されます。

まとめ

高齢者一人暮らしでペットを飼っている時には、若い人と違って万一の備えは必ずしておくべきです。

じゃないと、自分がペットを飼えない時にペットがどうなるかの保証はありません。

場合によっては保健所に引き取られてしまい、最終的に処分される可能性もあります。

このようなことは飼い主にとって本意ではないと思います。

ですので、あらかじめ自分の身に何かあった時のために、ペットのために備えをしておくことが必用です。

参考:読売新聞