運転免許証

高齢者ドライバーによる運転事故が増加しています。中には認知症が疑われるケースもあるようです。

このような状況の中、来月3/12に75歳以上の高齢者ドライバーの免許更新が大きく変わる改正道路交通法(道交法)の改正が施行されます。

いったいどのように変わるのでしょうか?

道交法の改正点

現在、75歳以上の人の免許更新は3年に1度で、認知機能検査が行われています。

そして、3/12日からの道交法の変更点はこちら。

認知機能検査

(1)認知機能が低下している場合

・3/11まで⇒2時間半の高齢者講習を受ける
・3/12以降⇒3時間の高齢者講習を受ける

(2)認知症の恐れがある場合

・3/11まで⇒2時間半の高齢者講習を受ける
・3/12以降⇒医師の診断で認知症でなければ、3時間半の高齢者講習を受ける。もし、認知症であれば、免許取り消し

認知症検査を受ける場合、病院は自分で探し自分で受診する必要があります。

これを見てわかるように、認知症の恐れがある場合、必ず医師の診断を受ける必要があります。もし、自分で見つけられない時、運転免許センターでも相談ができます。

*ただし、免許の有効期限が9/11以前の場合は、3/11までと同じ扱いになるので2時間半の高齢者講習となります。

認知機能検査は早めに予約を

現在、認知機能検査を受けたいと思っている人が増えていて、数ヶ月待たないと受けられないところもあるようです。

そのため、有効期限前までに検査を受けて、さらに認知症で恐れがあると病院で診断を受けないといけないために、早めに認知機能検査を受けようと思っているためです。

運転経歴証明書とは?

認知機能検査を受けなくても、自覚症状として運転がもう無理だと思ったら、運転免許証を自主返納することもできます。

この場合、運転免許証を返納した時に運転経歴証明書がもらえます。

これは、身分証明書代わりとして利用することができ、バス、タクシーの運転割引き、商品の無料配送サービス、温泉や飲食店や旅館などの割引サービスなどに利用できます。

確かに、検査でOKが出たとしても運転に自信がなくなったりひやりとするような運転が何度もあるようであれば、運転はやめた方うがいいでしょうね。

自動車保険に入っていたとしても、事故を起こしてしまったら精神的にも肉体的にも大変ですし、事故を起こした相手や自分だけでなく相手や自分の家族も不幸になります。

警察は運転手の自主性を尊重しつつ、自主返納を推奨しているようです。

昨今の高齢者ドライバーによる事故の増加で、警察としても何とかしたいと思っているのでしょう。

まとめ

今は車中心の社会です。

特に地方などでは車がないと生活が成り立ちません。なので、75歳になったらすべてのドライバーが運転免許証を自主返納することは無理でしょう。

個人的には70歳ぐらいまでかなと思っていますが、実際にその時にならないとわかりません。

もし、移動手段などが十分に確保できるのであれば、免許がなくてもいいでしょうけど、車がないと生活が不便ならできるだけ長く車を運転したいと思うんじゃないでしょうか。

タクシーやバスを利用すればいいと思うかもしれません。でも、現在のタクシーだけじゃ台数不足です。

今後、個人の車をタクシー代わりに利用できるようにするなどの法改正が必要になるかもしれないですね。

参考:読売新聞(2017/2/12)