認知症になる人が次第に増えている日本。

認知症患者の数は、現在500万人以上はいると推測されます(2012年で、462万人)。

今後もさらに増えていくと予想されていて、認知症患者のための治療法の開発、介護する家族への負担軽減などが推し進められています。

これと共に、認知症患者やその家族が安心して暮らしていけるように認知症サポーター制度が作られました。

認知症サポーターとは?

認知症サポーターとは、認知症に対する知識を含め認知症患者とその家族を見守るという役目を持つ人です。

今、全国で、700万人以上いるようです。

ただ、特別な責任や義務があるわけではなく、自分ができることをやればいいだけです。

確かに、認知症についての知識を学校で勉強したことはほとんどの人がないわけですから、実際に認知症の人などと接した時にどのように対応すればいいのか、戸惑ってしまうでしょう。

でも、認知症に関する知識が少しでもあれば、適切に対応できる可能性が高くなります。

昨今、認知症の人が起こす事故や認知症の人が行方不明になるなど、認知症が原因となるトラブルが全国的に広く起きています。

少しでもこのようなことを減らすには、認知症患者やその家族を広く見守る仕組みが必要なのかと思います。

認知症サポーターになるためにはどうすればいいのか?

認知症サポーターになるためには、認知症サポーター養成講座を受ける必要があります。

時間は、60~90分程度で、

・認知症の症状、診断、治療、予防
・認知症の人に接する時の心構え
・認知症介護者の気持ちの理解
・認知症サポーターのできること

となっています。

養成講座は、各地方自治体などで行っているので、役所のホームページや役所の福祉課に問い合わせてみるとわかります。

受講費用は全くかかりません。

認知症サポーターになると、オレンジリング(腕輪)がもらえます。

オレンジリング

このリングを外出時に付けていると、認知症の人や家族がサポーターだと認識して安心できます。

認知症サポーターになったら何をすればいい?

何をすればいいかというのは、自分で考える必要があります。

なぜかと言うと、ケースバイケースだからです。

例えば、

家族が認知症になったら地域の人に認知症になったことを伝えることで、もし、認知症の人が外に出歩いていて見かけたらその人に声をかけるとか、その家族に知らせるなども、できることにひとつです。

ひとり暮らしで認知症の傾向がある人の家の雨戸がしまっていて開かない時に、近くに民生委員や市役所に知らせる。

認知症について、自分の家族や知り合いに情報を伝えて理解をしてもらうようにする。

まとめ

認知症サポーターについて、まだ知らない人が多く認知度は低いようです。

ですので、今後この仕組みをどんどん広げていくことが大事です。

中には、「介護している家族でさえ知らないのだから意味がない」と言っている人もいます。

ですが、これは違います。

認知症サポーターという制度が知られていないからこそ、知ってもらう必要があります。

そもそも、ご近所づきあいが活発であれば、認知症に限らず周りをサポートする仕組みが自然とできているはずですが、今はそうではありません。

だからこそ、まずは仕組みとして形から入るのはよいと思います。

これから、日本は高齢化社会&人口減少社会となります。どうしても、お互いが協力していくことが必要です。

そして、お互いに協力しながら生活することで、幸せな社会が作られるんです。