昔から、「老化は足から」と言われています。
もし、歩くのが遅くなったり、歩くのがつらくなったり、歩く時によろけてしまったら、かなり足が衰えてきた証拠です。
認知症は老化現象です。ですので、足を鍛えて老化を遅らせれば認知症になるのを遅らせることもできるはずです。
認知症が発症する時期を遅らせることができれば、亡くなるような末期の病気や老衰で死ぬ前に認知症にならずに済みます。
どうしたら、脚力をアップすることができるでしょうか。簡単に脚力アップするための方法はこちらです。
1、目的を持って歩く
歩くことは足を鍛えるためによい。これは、誰でも知ってますよね。
ただ、何の目的もなく歩くだけだと、面白くないので続けるのが難しかったりします。
ですので、歩くための目的を作って歩くことがおすすめです。
例えば、
・通勤時、最寄り駅までバスや自転車を使わずに歩く
・休日には、少し離れたパン屋さんで朝食のパンを買うため歩く
・月に1度、友人とゴルフをして歩く
・カラオケボックスまで歩いて行く
・買い物をするために少し離れてスーパーへ歩いて行く
・etc
普段の生活の中で特定の場所に行く時、なるべく歩くようにします。すると、自然に脚力がつきます。
2、早歩きをする
ただ歩くのではなく、早歩きをすることで脚に負荷がかかり効率的に脚を鍛えることができます。
早歩きは、ペースが決まっているわけではありません。
自分にとって歩くスピードが速くて、少し歩くと汗ばんでくると感じる速度で歩けばOKです。
ずっと、早歩きを続けるのが苦しければ、早歩きと通常の速度で歩くことを交互に繰り返すようにします。こうすれば、長い時間歩き続けることができます。
また、早歩きをしてだんだん慣れてきたら、歩く速度を上げてみたり、おもりを付けたりして歩くとさらに、脚力をアップできます。
3、階段を利用する
普通に歩くだけだと、脚への負荷は軽いです。
なので、負荷を上げるために階段を使うようにします。階段を使うと負荷が重くなるので、短時間で脚を鍛えることができます。
通勤で会社に通っているなら、駅の階段や会社のオフィス内の階段、またマンションに住んでいるならマンションの階段などを利用できます。
また、買い物をする時にお店の階段を使うこともできます。
階段がない場合、踏み台を購入して足踏み昇降をしてもよいでしょう。
ただし、膝が痛かったり脚に障害があって負荷をかけられない場合は、無理に階段を使わないにようしたほうがいいです。
4、踊りを踊る
歩くことが苦手だったり、歩くことが好きではない人もいますよね。
このような方におすすめなのがダンス(踊り)です。
ダンスといってもたくさんの種類があります。社交ダンス、盆踊り、日本舞踊、阿波踊り、ヒップホップダンス、ベリーダンス、フラダンス、etc。
どのようなダンスでもいいので、好きなダンスを選んで、踊るようにします。
ダンスなら、たのしみながら脚を鍛えることができます。また、ダンスを通じて友人ができれば、ますますダンスをしたいと思うようになりますよ。
5、スポーツを楽しむ
無理に脚を鍛えようとしなくても、スポーツをすれば自然に脚を鍛えることができます。
スポーツはなんでもかまいません。野球、テニス、ゴルフ、卓球、ゲートボール、水泳、etc。
どれでもいいので、自分が心から楽しめるものを選ぶといいでしょう。
スポーツによって脚にかかる負荷は異なりますが、いずれにしても脚の筋力はアップします。
また、何よりも楽しいので頑張らなくても続けることができます。もし、自分に合っていないものを選んでしまったり、飽きてしまったら別のスポーツを選べばいいんです。
まずは、興味があるスポーツから始めるといいでしょう。
まとめ
脚力を簡単にアップするための方法をまとめると以下のようになります。
1、目的を持って歩く
2、早歩きをする
3、階段を利用する
4、踊りを踊る
5、スポーツを楽しむ
健康のために、脚を鍛えることが大事なことは誰しもが知っていることです。
でも、なかなかできない。これが本音ではないでしょうか。
ただ、脚が衰えてしまって後に鍛えるのは大変です。なので、早めに脚を鍛える方がかえって楽です。早ければ早いほど、短期間で脚を鍛えることができますから。
また、上記のような脚を鍛える方法を習慣化すれば、楽々と脚のパワーアップができますよ。