「あ~、疲れた」
このように思うことは、誰しもありますよね。
でも、たいしたことをしていなくても疲れるとしたら、それはもしかしたら何らかの病気の前触れ、または老化が進んでいるサインかもしれません。
できれば毎日生き生きと元気で疲れない身体でいたい。
こう思いませんか?
今回は、疲れにくい身体を手に入れるための方法についてご紹介をします。
1、身体を鍛える
身体を鍛えると、疲れにくい身体になります。
人は身体を動かしていないと筋力がしだいに衰えていきます。筋力が衰えると転倒しやすくなったり、身体の動きがぎこちなくなります。
特に歳をとると若いころよりも早く筋肉が衰えていきます。だから、寝たきりの老人は、身体を動かす機会が減るのですぐに骨と皮になってしまうんです。
日頃から意識して身体を動かすことで、体力がついて疲れにくい身体になっていきます。
筋力をアップするならば、筋トレがおすすめです。また、心肺機能を強化させる場合には、ウォーキングやジョギングがいいでしょう。また、全身を鍛えるのなら水泳が適しています。
また、このような運動を習慣にすれば筋力がつくだけでなく血液の循環がよくなり冷えの改善につながるし、新陳代謝が活発化して細胞分裂が盛んになりアンチエイジングやダイエットの効果も期待できます。
2、規則正しい生活をする
規則正しい生活をすると、疲れにくい身体になります。
朝昼晩の食事をする時間、寝る時間と起きる時間、睡眠時間など生活をする上での基本的な時間を一定にすることで、身体のリズムが整い安定します。
また、規則正しい生活をすれば身体だけではなく精神的にも安定します。もし、毎日の起きたり寝たりする時間が違ったり、睡眠時間が長かったり短かったりすると、ぐっすり眠れないし緊張しっぱなりになり、疲れてしまいます。
規則正しい生活をするためには、規則正しい生活をすることのメリットを理解しやってみることです。
最初はめんどくさいと思うかもしれませんが、やり続けるうちに規則正しい生活をする方が生活が楽になることがわかるはずです。
3、バランスのよい食事を摂る
バランスのよい食事を摂ると、疲れにくい身体になります。
身体の健康を維持するためには、栄養が欠かせません。この栄養は外から摂る食事により保たれます。
一般的にバランスのよい食事とは、主食、主菜、副菜の3つがそろっていて、身体に十分な栄養素がバランスよく配合されている食事です。
バランスのよい食事は、年齢、男女、個人の体質などにより違うので、実際に身体の状態をチェックしながら調整していく必要があります。
例えば、ちょっと体重が増えてきてしまっているなら食事の量を減らした方がいいかもしれませんし、便秘がちになっているなら野菜の量を増やす方がよいかもしれません。
現在は、食の西洋化が進んでいますが、日本人の体質には和食を中心とした食事が理想的です。
4、入浴をする
入浴をすると、疲れにくい身体になります。
身体を動かすとどうしても疲れがたまります。
お風呂に入り入浴することで、体温が上昇し血液の流れがよくなると代謝やめぐりが活発化します。これによって、身体の中の疲労物質が処理されて、疲れが取れます。
また、お風呂に入ることで緊張感がほぐれて気分転換もできるので、ストレスも解消され気分がよくなります。
ただし、シャワーはあまりおすすめしません。確かにシャワーでも身体を温める効果がありますが、湯船に浸かった方が身体が芯から温まるのでリラックス効果は高くなります。
また、入浴方法は肩までお湯に浸かってもいいし、半身浴でもよいでしょう。でも、のぼせないように注意してください。
5、生きがいを持つ
生きがいを持つと、疲れにくい身体になります。
毎日を楽しく生きている人は疲れ知らずです。例えば、歳をとっても第一線で働いている人は、まるで疲れを知らないかのように見えます。
生きがいを持って生きている時はストレスがなくて生きていること自体が喜びになっていて元気です。だから、疲れる時に出てくる疲労物質が少なかったり、あってもすぐに処理されてしまうと考えられます。
まとめ
疲れにくい身体を手に入れるための方法をまとめると下記になります。
1、身体を鍛える
2、規則正しい生活をする
3、バランスのよい食事を摂る
4、入浴をする
5、生きがいを持つ
「身体が疲れるなんて、たいしたことはない」
こう思うかもしれません。
確かに、1日で疲れがとれるのならそうかもしれません。
しかし、なかなか疲れがとれない場合は身体に異常が起きている証拠です。たぶん、未病の状態なのでしょう(未病:病気にはなっていないが健康ではない状態)。
いったん病気になると治すのには時間がかかります。
だから、疲れにくい身体を作り未病にならないようにしたいですよね。
そのためにも、ぜひ上記5つの方法を実践してみてください^^。