歯周病

食べることは生きることです。

食べれなくなってしまったら、もう寿命が来ているってことです。

ですが、歯や口の中が不健康だと食べれなくなってしまったり、食べづらくなるために体調をくずしてしまう可能性が高くなります。

また食べるということは人生の楽しみですから、それができなくなると精神的にもつらくなります。

これらは、認知症の発症を早めたり、認知症を加速させる要因となります。

どうすれば、より長く歯と口の中を健康に保つことができるのでしょう。

歯周病はいつの間にか進行しています

大人になると虫歯にはなりにくいですいよね。子供の時のように甘い物を食べ過ぎてしまったり、歯の磨き残しなどが減るためです。

しかし、大人になって起きる歯の病気の1つが歯周病です。

この歯周病は珍しい病気ではなく、15歳以上の約7割がなっていると言われています。

歯周病の症状は

(1)歯茎がむずがゆくなる
(2)歯を磨くと出血をする
(3)口内がネバネバする
(4)口臭がある
(5)歯茎が縮む
(6)飲食する時に歯がしみる
(7)歯の間に食べ物がよくはさまる
(8)触ると歯がぐらぐらする

このような症状があると、程度の差はありますが、すでに歯周病になっていると考えられます。

歯肉炎と歯周炎

歯周病には、歯肉炎と歯周炎があります。

歯肉炎は歯肉に炎症が起きる症状です。上記の(1)~(4)が主なな症状です。

一方、歯周炎は歯肉炎がさらに進んだ症状でセメント質、歯槽骨、歯根膜などが破壊されていく症状です。上記の(5)~(8)が主なな症状です。

歯周炎にまでなっていたら、できるだけ早く歯医者に行き、治療をはじめる必要があります。

でないと、最悪の場合は歯を抜かなければいけないことになりかねません。

歯周病の治療方法について

歯周病になったらすぐに治療をはじめるようにします。治療の内容はこちら。

(1)歯周検査(歯周病の進行状況の把握)
(2)歯磨き指導(日常の歯の磨き方を学ぶ)
(3)スケーリング(歯の表面のプラーク(歯石)を除去する)
(4)ルートプレーニング(歯茎の内部のプラーク(歯石)を除去する)
(5)噛み合われの調整
(6)外科手術(必要に応じて取り切れないプラーク(歯石)を取る、歯の組織の再生など)
(7)ブリッジ、入れ歯、インプラント(歯を失った場合の治療)

歯周病になっても初期の段階であれば、プラーク除去だけで大丈夫ですが、進行すると外科手術や歯の入れ替え(ブリッジ、入れ歯、インプラント)が必要になってしまいます。

歯周病の予防法

できれば歯周病にはなりたくないですよね。

歯周病にならたないためには、予防が大事です。予防方法はこちら。

(1)正しい歯磨きを行う
(2)定期的に歯の検診を受ける
(3)定期的に歯のクリーニングをする
(4)歯周病になりにくい要因を改める

まず、(1)正しい歯磨きですが、歯の磨き方は歯医者さんに指導してもらうといいです。また、インターネットや本などを参考にしてもいいでしょう。

そして、自分にあった歯ブラシや歯磨き粉を選ぶようにします。今なら、電動歯ブラシなどを使うと手で磨くよりもキレイに磨けるので便利です。

歯周病になっていると炎症が進んでいるので、歯ブラシは毛が柔らかいものを使い、強く磨かないようにします。

次に(2)の定期的な歯の検診。歯石や歯茎の状態は自分で見てもよくわかりません。最低でも1年に1回は歯医者さんに行き検診を受けるのがおすすめです。

次に(3)の歯のクリーニング。検診を受けた時に歯のクリーニングを一緒にするといいです。正しい歯磨きをしたとしても歯石はどうしてもついてしまいます。そのような歯石は自分では取り切れないので、歯医者さんで取ってもらうことが必要です。

また歯石が付きやすい場合は、年に数回クリーニングをするようにします。

最後に(4)歯周病の要因の改善。甘い物や間食、喫煙、ストレスなどは歯周病を促進させます。また、歯並びが悪かったり、詰め物や義歯をしていると歯周病になりやすくなります。そして、糖尿病や更年期障害などがあると歯周病が進みます。

ですので、このような悪い習慣や悪い歯の状態や持病がある時には、これらの要因を改善するように務めることで歯周病になりにくくして、歯周病の進みを遅らせることが可能です。

まとめ

歯周病を甘く見てはいけません。

歯周病は歯や口だけの問題というだけでなく、動脈硬化や糖尿病などの持病を悪化させるなど身体全体の健康に悪影響を及ぼします。

ですので、歯周病になったら早めに治療を開始してできるだけ早く治すように心がけることが必要です。

歳をとってくると若い頃よりも歯は弱くなってきています。ですので、普段の正しい歯磨き習慣の徹底と定期的な歯科検診がとても大事であることを肝に銘じておいて下さい。