寝たきり

寝たきりとは、どのような状態のことでしょうか?

寝たきりの定義はこちら。

常にベッドや布団で寝ている状態をさす俗語です。 どのような状態を指すかという明確な定義はないようですが、寝ている状態が6ヶ月以上経過した状態を指す場合もあるようです。 厚生労働省では、寝たきりの程度を表す「障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度)判定基準」というものを出しています。

寝たきりになると、認知症になりやすくなります。その理由ですが、認知機能を使う機会が減るためです。

長時間、布団やベッドにいるわけですから、身体を動かすことが少なくなり食べる量が減っていきます。また、人と会う機会が少なくなりコミュニケーションが少なくなります。そして、運動をしなくなっていくので体力が落ちていきます。

結果的に、認知機能は寝たきりになると加速度的に落ちてしまうのです。

ですので、認知症にならないためにも寝たきりにならないことが大事です。

1、寝たきりの原因は何か?

まず、寝たきりになってしまう原因はなんでしょうか。

寝たきりの原因

上記の図から寝たきり原因のベスト5は、

1位:脳血管疾患
2位:認知症
3位:骨折や転倒
4位:リウマチ、関節炎
5位:心臓病

となります。

寝たきりの原因の1位と5位は、血管の老化や詰まりや破裂などによる疾患です。ですので、生活習慣病です。

2位の認知症ですが、寝たきりと認知症は密接な関係があります。寝たきりになると認知症になりやすいし、認知症になると寝たきりになりやすいのです。

3位の骨折や転倒の原因は、加齢や生活習慣病(運動不足、骨の栄養不足)です。

4位のリウマチの原因は、免疫機能の異常です。免疫機能が異常になることで自分自身の細胞に免疫が攻撃を加えることで痛みが生じます。また、関節炎の原因は、加齢、肥満、体型(O脚)などです。

2、寝たきりにならないために大事なこと

寝たきりにならないためには、寝たきり原因である脳血管疾患、認知症、骨折や転倒、リウマチや関節炎、心臓病などにならないことが、大事になります。

そのために最も大事なことは、なんと言っても

「生活習慣の改善」

です。

適切な食事、適度な運動、十分な睡眠、ストレスがなく生きがいのある生活。

これを普段から心がけることで、寝たきりにならず健康に生きることができます。

そのためには、自分の今の生活習慣を客観的に知ることが必要です。

例えば、食事に関してなら

・食事の栄養の質や量、バランス
・食事をとる時間や回数
・食べる時の噛む回数や食事にかかる時間
・etc

など、適切な食事になっているかをチェックして、よくないところは常に修正をすることが大事になります。

毎日のことなので、大変かもしれませんが、「医食同源」という言葉があるように、毎日食べるものが身体を作るのでおろそかにはできません。

実際、90歳や100歳になっても元気なお年寄りは、食事を毎日規則正しく食べています。

3、自立の気持ちを持ち続ける

寝たきりになってしまうと、自分のことを自分でできなくなります。

つまり、自立ではなく依存になります。

もちろん、人は誰しも一人で生きていくことはできないので、依存をします。

しかし、ご飯を食べたり、排泄をしたりすることは、自分でできないと困りますよね。

自立するために大事なのは、身体が健康であることですが、そのためにも「自立の精神」つまり、自分でできることは自分でやるという「自立の気持ち」を常に持ち続けることが大事になります。

・歳をとったから、自分はできない
・病気になったので、一人じゃ無理
・身体が弱いから、何もできない
・etc

このような気持ちでいると、やればできることもできなくなります。

もちろん、自分一人ではできないこともあるかと思いますが、できるだけ自分でやろうという気持ちは一生持ち続けないとダメです。

このような気持ちを持ち続けることが、寝たきりになることを防ぎます。

まとめ

「寝たきりにはなりたくない」

誰しもがこう思ってます。

ですが、単に思っているだけでなく、日頃から寝たきりにならないように気をつけることが重要です。

ただ、なんとなく生きているだけだと、徐々に身体が衰えていってしまいます。

自分が健康であるためには、どうすればいいのか?

この答えを自分なりに見つけて、健康であるように日頃から生活スタイルをチェックしておくとよいと思います。

特に今は、身体を動かす機会が少ないので、意識をして運動をすることは必要となります。

また、コンビニやファミレスなどのファーストフードや添加物を多く含む冷凍食品などがたくさんあるので、こういうものはなるべく避けて自宅で料理を作って、食べることも大事でしょう。

誰かが寝たきりになるのを防いでくれるわけではありません。

寝たきりにならないためには、自分で自分のライフスタイルを確立していかなければいけないのです。

気づいた時には遅かった。このようにならないためにも、早めに寝たきり予防をすることをおすすめします。