誤嚥

健康であることは、一番の認知症の予防です。

そして、そのために欠かせないのが食事、つまり食べることです。

高齢者であっても元気で病気にならないようにするためにのやはり食べることが大事になってきます。

食べることは、生きる楽しみにもつながりますので精神的な健康を維持するためにも必要なことです。

しかし、歳をとってくると食べることや飲むことができにくくなり嚥下機能が低下してきます。

この嚥下とは、「水や食べ物を喉と食道を通して胃へ送ること」です。

ですから、嚥下機能が低下してしまうと食べたり飲んだりすることが不自由となります。だから、栄養不足に陥ったしまったり食べ物や飲み物が気管に入ってしまって咳が出たり、最悪の場合、肺炎になって亡くなってしまう可能性もあります。

*肺炎は2015年において日本人の死因の3位です

死因

では、嚥下機能の低下を防ぐにはどうしたらよいでしょうか?

1、口の運動をする

口を動かすことにより、口の中に器官の機能の低下を防ぐことができます。

具体的には、

・頬を膨らませたり、すぼめたりする
・舌を左右、上下に動かす
・口を大きく開けて声を出す(カラオケなどもよい)

などです。

1日に何回か行うことにより、頬や舌の筋肉が鍛えられれ嚥下機能の低下を防ぐことが可能です。

2、呼吸機能を高める

呼吸機能が高くなれば、気管に食べ物が入るのを防ぐことが可能です。

そのためには、普段から口呼吸ではなく腹式呼吸するようにします。

また、肺や心臓などの内臓が衰えてくると、口呼吸になりがちです。ですので、普段からウォーキングやジョギング、筋トレなどで身体を鍛えておくとよいです。

3、腹筋や胸筋を鍛える

・うつ伏せになって寝る
・腹筋運動をする

うつ伏せになって寝るだけで、腹筋や胸筋が鍛えられます。そして、呼吸のコントロールができるので、嚥下機能の低下を防止できます。

また、腹筋運動をすればより強くお腹の筋力がアップできます。

これらは、1日に1回以上、自分のペースでやればOKです。

もし、高齢でうつ伏せや腹筋ができない状態であるなら、横向きになるだけでも大丈夫です。

大事なことは、意識的に腹筋や胸筋を動かして身体機能を衰えを防ぐことです。

4、歯のケアをしっかり行う

食べるのに大事なのが歯が健康なことです。

虫歯や歯槽膿漏になってしまうと、噛んで食べる機会が減るために、嚥下機能の低下につながります。

ですので、普段から虫歯や歯槽膿漏などにならないような食事の摂り方(甘い物の食べ過ぎをしないなど)や毎日の歯磨きが大事です。

歯磨きをする時には、正しい歯磨きの仕方をしないといけません。力を入れすぎたり、短時間で済ませてしまうと、歯磨きをしても無駄になります。

また、定期的に歯の検診を受けることで、万一、虫歯や歯槽膿漏になってしまっても早めに治療をすることで、悪化するのを防ぐことができます。

5、飲食をすることを楽しむ

嫌々ながら食事をすると、誤嚥(食物、飲み物、唾液などが気管に入ってしまうこと)しやすくなります。

食べることは本来楽しいことです。

ですので、楽しんで食べるようにすることが大事です。

そのためには、一人で食べずに家族や友人と一緒に食事をしたり、好きなものを食べたり、外で食事をするなど、楽しく食べることを意識するといいでしょう。

まとめ

嚥下機能の低下を予防するための方法がこちら。

1、口の運動をする
2、呼吸機能を高める
3、腹筋や胸筋を鍛える
4、歯のケアをしっかり行う
5、飲食をすることを楽しむ

若い時には、嚥下機能の低下などは全く意識しないと思います。

しかし、中年以降になると飲み込みづらくなってきます。

そのような時には早め早めに嚥下機能を強化することがおすすめです。

もし、高齢になってもしっかり嚥下ができて、しっかり食べたり飲んだりすることできるなら、心身ともに健康な状態を維持できるので、認知症になるリスクを減らすことができるでしょう。