人間という文字を見るとわかるように、人の間にいるのが人です。

つまり、人は関係性の中にあることで人間になります。

人はひとりじゃ生きていません。

なぜなら、自分でできることには限りがあるからです。協力することで、生きることができます。

人間関係がよくなれば、人のつながりが豊かになり、認知症になりにくくなります。

ですが、一方で人間関係で悩むことは多いものです。

例えば、仕事をしていて辞めたくなる一番の原因は、人間関係です。

「人間関係をよくしたい」

こう考える人は多いと思います。

では、どうすれば人間関係はよくなるのでしょうか。

1、他人の価値感を尊重する

「部長は、なんであんな風に考えるんだ」

「おまえの理屈は間違っている」

「そのやり方は正しくない」

「etc」

このように、相手の考え方や判断などを正しくないと思って、怒りや憤りを感じることは少なくありません。

この時、

「私は正しい」

って思っているはずです。

しかし、相手も

「私の方が正しい」

と思っています。

この原因は、価値感や考え方が違うんです。

人は自分の考えを否定されると怒りや悲しみを感じますが、それは、相手も同じことです。

ですので、人間関係をよくしたいなら、相手の価値感を尊重することが大事です。

間違えって理解して欲しくないのですが、尊重するということは、賛同するということでは、ありません。

「人を傷つけることは正しい」

「その通りだ」

これはダメです。単に相手の意見をそのまま無条件に受け入れているだけです。

「人を傷つけることは正しい」

「そう考えてるんだ」

これが人間関係をよくする受け答えです。

相手の意見を尊重はするが、賛成しているというわけではないということです。

人は、誰でも自分を受け入れて欲しいのです。つまり、自分を尊重して欲しいです。それがあってはじめて、よい関係性が築かれます。

2、人と笑顔で接する

自分が笑顔でいると、相手も自然に笑顔になります。

笑顔でいると、気持ちがやすらぐので雰囲気がよくなります。

無表情だと、相手から「何を考えているんだろう?嫌われているのか」と思われる可能性があります。

また、笑顔だと敵意がなということがわかるので安心感があります。

以前、あるテレビ番組で、アメリカの軍隊が海外に行ってある国を占領した時のことが紹介されていました。

占領された地域の人々は、アメリカ軍に対して敵意を感じていていました。そのため、軍の方も暴動が起きたら大変だと緊張していました。

しかし、ある時から変化が起こり、お互いによい関係が築かれました。

そのきっかけが、笑顔です。

アメリカの軍人は、いつも無表情だったのですが、笑顔を作るようにしたのです。

すると、その地域の人々も安心して笑顔を見せるようになり、仲良くなっていったのです。

笑顔の効果は万国共通です。

もし、緊張感があるような場面ならよけいに笑顔を心がけるといいでしょう。

3、正直になる

あなたは、嘘をつかれたらどう思いますか?

たぶん、怒りを感じたり、がっかりしたりすると思います。

「嘘も方便」という言葉があります。

確かに場合によってはそういうこともあるかもしれませんが、ほとんどの場合正直でいるほうが人間関係はよくなります。

もし、嘘をついていてもそれはいずれバレます。すると、かえって人間関係は悪くなります。

正直であることは、ある意味怖いことに向かっていくことです。

ですから、正直だとかえって人から嫌われることもあります。ですが、それはそれでしょうがないことです。

不正直になることで得られる人間関係は、いつか破綻します。

正直で得られる人間関係は、長く続きます。

ですから、正直で得られる人間関係を大事にしたほうがいいんです。

4、人の話しをしっかり聞く

これは、「1、他人の価値感を尊重する」にも通じることですが、人の話しをしっかり聞くことで、相手は、自分が尊重されていると感じます。

人は、自分が尊重されていると感じると、自然に相手を尊重します。

お互いに尊重することで、人間関係はよくなっていきます。

相手の話しをちゃんと聞くことは、相手の目を見て意識を向けることです。

逆に目をそらしてしまうと、相手は「うん?何かあったのか」と違和感を感じます。

5、人をサポートをする

サポートをするとは、簡単に言えば助けるということです。

でも、何でもやってあげるということではありません。

相手ができなくて助けが必要な時に、相手を尊重して助けることです。

例えば、魚釣りがうまくできない人がいるとします。

この時、自分が魚を釣って相手にあげるのはダメです。

なぜなら、相手を弱者とみなして尊重しない助け方だからです。

このような時は、魚を釣ってその魚をあげるのではなく、魚の釣り方を教えてあげて、魚を相手が自分の力で釣れるようにサポートする方がいいのです。

ただし、このサポートも臨機応変に対応する必要があります。

例えば、怪我をしている人がいるのに、相手が自分で何とかできるように怪我の治療法を教えることは適切ではありません。怪我をしているなら、すぐに治療をしてあげる方がいいのです。

人をサポートすると感謝されます。

すると、親しみや信頼感が生まれて、人間関係は良好になります。

まとめ

人間関係をよくする5つのコツをまとめると、こちらのようになります。

1、他人の価値感を尊重する
2、人と笑顔で接する
3、正直になる
4、人の話しをしっかり聞く
5、人をサポートをする

この5つ、日頃から意識してやると難しいと感じることもあると思います。

この時に、大事なのが勇気と覚悟です。

恐れがあったり恥ずかしく思ったりすると、できなくなってしまうんです。ですが、それを乗り越えてやってみると、すがすがしさを感じるはずです。

最初は大変ですが、まずはできることからやっていけばいいと思います。

継続すれば、必ず結果があとからついてきますよ^^。